時間がない時に限って言うことを聞いてくれない子供に数分で言うことを聞いてもらう方法
子供って時間がない時に限ってなかなか言うことを聞いてくれないですよね。
幼稚園のバスの時間だったり、来客の予定があったり、用事があるときに限ってなかなか言うことを聞いてくれない。
イライラしてついついキツく叱ってしまう。
子育てをしていれば誰でもそんな経験があるんじゃないでしょうか?
そんな時我が家で実践している方法をご紹介します。
用意するもの
アナログ時計
これだけです。多分壁掛けで何処のお宅にもあると思います。出来れば数字が見やすく短針と長針がはっきり分かるものを使って下さい。
見やすければ見やすい程良し。
効果のある年齢
数字の1から10まで数える事ができる年齢。
だいたい3歳か4歳くらいですかね。
数字がまったくわからないと効果は薄いかも。
やり方
あとは簡単。
子供に時計の長針を見せて「この針がここの○○(数字)にくるまでに、△△(お願いしたい事)してね。」とお願いをするだけ。
コツは子供がその作業ができるギリギリの時間を設定する事。
例えばオモチャを散らかしていて片付けて欲しいときに、長針がちょうど12を指していたとします。
だいたい10分程度で終わる作業であれば、「2のとこに針がくるまでに」と10分後の長針の位置の数字を伝えます。
あとは時間を意識させながら作業をさせる。「ほらほら、時間がないよ~!」とか「あっ!もう少しで針が届いちゃう!」なんて言いながら急かします。
そうする事で子供は"やらされている"という意識から"やらなきゃ"という事に意識が向いテキパキと行動してくれるようになります。
もし時間に間に合わなくてもロスタイムを設定して作業が終わるまで、少しずつ時間を延ばします。
途中で飽きちゃう事もありますけど。笑
あとはもちろん作業が終わったら良く間に合ったね!ととにかく褒めてあげる。
「よく間に合ったね!」「お父さんなら間に合わなかったかも!」なんて言ってあげます。
注意点は単に時間の制限を与えて作業をさせるのではなく、タイムリミットのあるゲームなんだという様に話を持っていく事。単なる時間の制限だと大人でも面白くないですよね。
自分の子供も含め何人か友人や親戚の同世代の子供にも実践しましたが効果はどこのお子さんにも効果的です。
時間という制限が入る事でゲーム感覚で子供の嫌がる作業を楽しくやって貰うのがポイントです。
是非、なかなか子供が言う事を聞いてくれない時にはお試し下さい。
私の会社の上司にも、ゲーム感覚で納期管理して欲しいものです…。